すききらい

修士論文の中間発表を聞きにいって、とても思ったことは、
感情と研究は別だな、ということ。
臨床をやってる学生の中には、「質問紙のデータが嫌い」という人が少なくない。
私も、「質問紙じゃわかんないだろ」とか思っていた。
でも、好きか嫌いかということと、あるテーマを調べるときにどの方法を選択するかということは、まったく別のことだ。
質問紙のデータが嫌いだろうと、インタビューデータが嫌いだろうと、
知りたいことを知るためには何が一番的確なのかを判断しなくてはならない。
そのへんがうまく割り切れてない人が多かったように思う。
人の振り見て我が振り直さなくては。