取り入れる。

私は大学の先生が結構好きで、
変な人多いし、偏ってんなーとか(自分のことは棚に上げて)思うけど、
やっぱり考え方に筋が通っているので、
その論理に入ってみると、なるほど、とわかる。
適当に生きてる感じがあんまりしなくって、「あー、真面目なんだなー」と思える。
カンファなんかで、ときどき先生たちの意見が対立するときあるけど、
私はまだ自分の信念みたいなものがふにゃふにゃだから、
どっちの先生の言うことも、わかる。
どちらの立場にも、立ってみれるし、立ってしまう。

この間面接のロールプレイをやったとき、なんとなく、自分が話しているのではなく、
私の中にいる「A先生」がしゃべっているような気持ちがした。
その先生だったらどう言うだろう、どうするだろう、というのが出た気がした。
私の面接ではなかったな、と思う。
だけど、それは私にとってはあんまり悪いこととは思ってない。
私そのもので出会うことももちろん大事だけど。。。
でもその「私」というのは、
結局のところ「誰か」の破片をシステムとして作り上げたものなのだ。
「面接をする私」はまだシステムが出来ていない。
だから色んな先生の破片を私の中に残して、
それをつぎはぎでなく、これまでの「私」によって統合させていく。
そういうイメージ。

私の中には、何人もの先生がいる。そしていくつもの理論がある。断片だけど。
早くそれがシステムになるといいな。いや、しなくちゃな。