修士論文は大変だけど、苦しくはない。
自分がたくさん文献読んで考えて、先生や友達に相談しつつ、
調べればいいだけだから。

だけど、ケースは本当に、苦しい。
ケースそのものも苦しいけど、自分のことを否が応でも考えなくてはいけなくて、
とっても難しい。
私がどんな人間で、何をどうとらえる傾向があって、
どんな人が好きで、心のどこかである種類の人を軽蔑しているとか。
クライエントのことを考えるのと同じぐらい、
自分のことを徹底的に考えないといけない。

今日、スーパーヴァイズを受けていて、
ほんとに情けない話だけど、
人の心、人の人生に自分が深く関わっていることを心底思い知った。
初めて、この仕事の畏れ多さや責任の重さを痛感した。

先生のおっしゃることは、わかる部分とわからない部分がある。
先生は、今の私と将来の私に言葉をかけてくれている気がする。
いつも最後に、自信をつけて送り出してくれる。
だめなことを指摘するのはきっと簡単。

なんか、ほんと。
がんばろう。