ゆらぐ

今日は学校で授業のあと、先生と話していた。


卒論をどう直していくかとか、
修論どうするかとか、
先生の昔の合ハイ(合同ハイキング、らしい)の話とか、
奥さんの話とか、
色々。


先生は、学問に対して、人に対して、社会に対して誠実で真面目な人だ。
私は先生のそんなところが大好きだ。(変わった先生だけど。)



話している中で、先生が、
「役に立つ研究をしたいということが、歪んできている」
と言っていた。
先生がおっしゃっていたことは、
まだここに書けるほど飲み込めてないから、書かないけれど、
それは、



「はぁ・・・ほぉ・・・」



というような。
自分の立つ、臨床心理学の、
「クライエントに治療(とあえて言うけど)を行う」
ということが揺るがされるような。



自分の行為が重要だと思いたい。
価値があると、役に立つと思いたい。
でも、それは、そうではないという考え方を学んだ上で初めて、
主張できることだというか。。。
矛盾(葛藤)をはらんだ学問であることを自覚することが大事なんだろう。



なんというか。



まぁ、やっぱりこういう「っは!」っとする視点を与えてくれる大人って、
いいなぁ、って思って。
その「っは!」を思えるように、
そんでもってそれを活かせるように、
これからも誠実に、学んでいきたいな。